渦中の人「仕事と給料」 上野由岐子(五輪・女子ソフト日本代表投手)

 宿敵の米国を倒し、悲願の金メダルを獲得した女子ソフトボールの大黒柱・上野由岐子(26)。半導体の設計や製造・販売の大手「ルネサステクノロジ」高崎工場(群馬県高崎市)の社員だ。

「工場社員の始業は午前8時半から。ただ、ソフトボール部員は午後が練習時間のため、終業時刻は正午だったり、午後2時半だったりとまちまちです」(関係者)

 上野の所属は「テスト技術部」。豪腕から繰り出される絶妙なコントロールは、半導体装置、集積回路といったミクロ単位の部品を扱う“手ワザ”にあったか――と思ったら、「担当業務があるというより、多様な雑務をこなしています」(前出の関係者)。

 気になる年収は「ン百万円」(ルネサステクノロジ広報宣伝部)。同社の大卒初任給を参考に試算すると、高卒で勤続7年目の上野はざっと300万〜400万円か。野球の日本代表発表の際の広告効果は21億円というから、初の金メダルを取った女子ソフトの広告効果はそれ以上だろう。上野を含め4人の選手が代表入りしたルネサスも、いい宣伝になったに違いない。

「金額は未定だが(メダルを獲得した上野らに)報奨金を出す予定です」(広報宣伝部)

 異議ナシ。